顎関節症で、マウスピース以外の治療法には、どんなものがありますか?|鈴木歯科医院|守山区の歯医者・歯科

顎関節症で、マウスピース以外の治療法には、どんなものがありますか?
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顎関節症で、マウスピース以外の治療法には、どんなものがありますか?

 

こんにちは。名古屋市守山区志段味の鈴木歯科医院です。

 

顎の関節やその周辺が何らかの原因により痛んだり動かしにくい場合、顎関節症の可能性があります。

主な症状には

①食べ物を噛む際に顎が痛む ②口が開けにくい ③口の開閉時にカックンというような音がする、などがあります。

症状は個人差が大きく、再発もありますが、生活習慣の改善など適切な対処により多くは快方に向かいます。

嚙み合わせが悪い、歯ぎしりや急激なストレス、食いしばりや悪い姿勢など、日常生活上の様々な要因が組み合わさって症状が出てくるので、専門家による治療と同時に、その原因を取り除くセルフケアも大切になってきます。

治療法としては、マウスピースを使って嚙み合わせを改善するスプリント療法(顎関節腔内にある関節円板を整復することを期待して使用することが多い)があります。

その他にも、顎のマッサージ(マイオモニター治療)、薬物治療などがあります。

マイオモニター治療では、約20分間通電し、低周波治療器を使用し血流をよくすることで、顎の筋肉をほぐしたり、痛みを和らげます。両側の顎関節に電極を当てるだけですので痛みもなく、リラックスしながら安心して治療して頂けます。

セルフケアとしては、症状を悪化させないよう、硬い食べ物や長時間の咀嚼を控えるようにしましょう。また、頬杖やうつ伏せ寝をやめ、猫背にならないように姿勢を良くすることも大切です。

額関節症は自然に治る場合もありますが、自然治癒するタイプではない場合、放置することでさらに症状が悪化し、口が開かなくなったり、片頭痛、肩こり、腰痛などを引き起こすこともあります。

また、目や耳に違和感を覚えたり、めまいを引き起こす場合もあるなど、全身に影響を及ぼすこともあるため、顎関節症が疑われる症状が出てきた場合は、放置せずに専門家に相談してみることをお勧めします。

 

当院の院長は口腔外科専門で、顎関節症にも対応しております。お気軽にご相談ください。