口内炎がよくできるのは、なぜ??|鈴木歯科医院|守山区の歯医者・歯科

口内炎がよくできるのは、なぜ??

口内炎がよくできるのは、なぜ??

 

こんにちは。名古屋市守山区の鈴木歯科医院です。

 

口内炎はその名の通り、口の中やその周辺の粘膜に起こる炎症の総称です。

食事がしみやすいものの、痛みがあまり強くなく、粘膜に赤い腫れや所々にぽつぽつと赤い斑点や浮腫ができるのは、比較的軽症の口内炎と言えるでしょう。

よくある症状で多いものは、「アフタ性口内炎」と呼ばれる症状で、白か黄色の膜で米粒くらいの潰瘍ができます。

また、口内炎ができる部位によっても分類されており、歯茎にできたものを「歯肉炎」、舌の場合は「舌炎」、唇や口角では「口唇炎」「口角炎」といった用語で呼ばれます。

口内炎ができる原因として、まずは栄養のバランスや生活習慣の乱れによって、抵抗力がダウンし、口の粘膜が弱ってしますことがあげられます。 あとは、口の中が乾燥している、口の中をよく噛む、歯磨きをあまりしない、など、口の中の環境が関係してきます。

繰り返しできないようにするには、栄養バランスや口腔ケアが大事だと思います。 健康であるために、バランスよく食べることはもちろんなんですが、栄養素の中でも特にビタミンB群は、口腔など粘膜の健康に大きく関係しています。 代謝に関わるビタミンB₂が足りない状態では、細菌の影響を受けやすくなり、口内炎を招きやすい状態になってしまいます。

あとは、疲れと合わせてストレスが溜まっている時にもできやすいのが口内炎です。 精神的にも肉体的にも原因として関係しているビタミンB群が不足するからです。 若い世代でも、口呼吸や喫煙、ストレスなどは、口腔衛生の大敵です。 薬や病気によって唾液が減るドライマウスなどの影響も、近年増加の傾向にあるようです。 粘膜や舌がねばついたり、へばりつく感じがしたら、口内の乾燥と口内炎の発症に気をつけましょう!

もともと私たちの口の中には無数の常在菌や微生物が生息しています。互いにけん制し合いながら健康的なバランスを保っています。 さまざまな原因でそのバランスが崩れてしまうと、口内環境が悪化し、特定の菌が繁殖して潰瘍性の口内炎ができたりします。

 

口内炎の予防についてのまとめ

 

① バランスの取れた食生活を心がける。 ビタミンB₂、B₆、Cを積極的に補う。

② 免疫力をアップさせる。 口内炎は体調のバロメーターと言われます。ストレスや疲れを感じたら、ゆっくり休み、 生活環境を整える。

③ 口内環境を整える。 口の中の常在菌が増殖することによって口内炎ができやすくなります。口の中を清潔に保つことが重要な予防法です。

④ 毎食後に歯みがき、うがいをしましょう。 ⑤ 口の中を乾燥させないようにしましょう。