矯正治療をすると、めまいが起きやすくなるのか?|鈴木歯科医院|守山区の歯医者・歯科

矯正治療をすると、めまいが起きやすくなるのか?

【矯正治療をすると、めまいが起きやすくなるのか?|名古屋市守山区の鈴木歯科医院】

 

こんにちは。名古屋市守山区志段味の鈴木歯科医院です。

 

本日は矯正治療をするとめまいが起きやすくなるのか?ということについてお話をしていきたいと思います。

 

結論から言うと、めまいの原因が矯正治療によるものと断定することはできません。

 

なぜなら、めまいが起きる原因は様々な要素が含まれているからです。

例えば、寝不足やストレス、疲労、ホルモンバランスの乱れからくるめまいもあれば、低血圧、脳貧血からくるめまいもあるので、矯正治療を始めたからと言って、矯正が原因とは言いにくいものです。

 

ただし、矯正治療でめまいが起きている可能性も0ではありません。

 

矯正治療は歯そのものを矯正装置によって動かしていく治療になるので、一次的に顎の筋肉や顎関節に違和感がでることがあります。これによってめまいが起きる可能性があります。

 

いわゆる顎関節症という症状に似ています。

主な症状は顎が痛くなる、顎がガクガクと鳴る、口が開かないというものですが、

顎関節には関節と連動している関節円盤という軟組織があり、ここのかみ合わせが悪くなると、異常をきたします。

その異常を放置してしまうと、血管や神経を圧迫し、頭痛や生理痛、そしてめまいを引き起こす可能性があります。

 

そのため、矯正治療を始めて、めまいがひどくなったという方は、まずはかかりつけの先生にご相談されることをおすすめいたします。